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きっかけは、1年先輩の存在です。
その先輩は、営業としてかなり成績が良い人です。
数字も安定して出していて、社内でも評価されている。
上司から名前が出ることも多くて、周りからも信頼されているのが分かります。
会議の中でも自然と発言の機会が多く、話している内容にも説得力がある。
年齢もそこまで離れていません。
たった1年の差しかないのに、背中がかなり遠く感じる。
それが、ずっと気になっていました。
自分も同じ広告営業として働いています。
毎日電話をかけて、提案をして、数字を追って、必死にやっています。
楽をしているつもりはありません。
むしろ、目の前の案件に必死で食らいついている感覚のほうが強いです。
それでも、結果を見たときに差を感じてしまう。
先輩はコンスタントに数字を出している。
月によって多少の波はあるはずなのに、最終的にはきっちりまとめてくる。
自分は、波があって安定しない。
うまくいく月もあれば、全然足りない月もある。
その差を、どうしても意識してしまいます。
先輩の営業の様子を見ていると、動きも無駄がない。
電話のかけ方も、話の進め方も、次の提案につなげる流れも自然です。
話し方も落ち着いていて、お客さんとの距離の詰め方も上手い。
提案の仕方も、自分より一段上に見える。
同じ仕事をしているはずなのに、見えている景色が違う気がしました。
その姿を見るたびに、考えてしまうんです。
自分は、この会社でちゃんと成長できているのかな、と。
入社した頃に比べれば、できることは増えています。
営業の流れも分かってきたし、最初よりは話せるようにもなりました。
お客さんとの会話にも少しずつ慣れてきて、提案の型も身についてきたとは思います。
でも、それがどこまで通用しているのか、自分ではよく分かりません。
目の前の仕事をこなすことで精一杯で、
「成長している」という実感があまりない。
ただ時間が過ぎているだけのように感じることもあります。
一方で、先輩は明らかに前に進んでいる。
任される案件も増えて、
扱っている規模も大きくて、
周りからの期待も高くて、
自信を持って仕事をしているように見える。
その姿を見ると、自然と比べてしまいます。
たった1年の差なのに、こんなに違うのかと。
もちろん、その先輩が努力しているのも分かっています。
見えないところでたくさん動いているはずだし、積み重ねてきたものがあるんだと思います。
実際、誰よりも早く出社していたり、細かく準備しているのも知っています。
それでも、近い存在だからこそ、余計に考えてしまうんです。
自分は、このままでいいんだろうか。
同じ時間を過ごしているはずなのに、
同じ会社にいて、同じ仕事をしているはずなのに、
自分だけが伸びていないような感覚になることがあります。
毎日、数字に追われて働いて、
気がついたら一日が終わっている。
その繰り返しの中で、本当に成長できているのか。
ただ慣れてきただけなんじゃないか。
同じことを繰り返しているだけなんじゃないか。
そんな不安が、少しずつ大きくなっていきました。
先輩と話す機会があると、余計に感じます。
仕事の話をしていても、視点が違う。
考えていることの深さも違う気がする。
お客さんの話をしていても、見ているポイントが違う。
自分はまだ表面だけを見ている感じがしてしまうんです。
それが、少し悔しい。
でも同時に、どうしたらそこまで行けるのか分からない。
その距離の埋め方が見えないんです。
このまま同じ場所で働いていて、
自分もいつかあの先輩のようになれるのか。
それとも、この環境の中では、これ以上は伸びないのか。
そんなことを考えるようになりました。
会社に対して、大きな不満があるわけではありません。
仕事がまったく嫌いなわけでもない。
それでも、「成長できているのか」という不安だけは、ずっと残っています。
先輩と比べてしまうたびに、焦りが出てくる。
自分だけが足踏みしているような気持ちになる。
「このままだと、何年経っても変わらないんじゃないか」
そんな考えが、頭の中に浮かぶこともあります。
まだ入社してそこまで時間が経っているわけではないのに、
この先のことを考えると、少し怖くなります。
このまま続けていたら、ちゃんと力はついていくのか。
それとも、ただ同じことを繰り返していくだけなのか。
はっきりした答えは、まだ出ていません。
ただ、1年先輩の背中を見ながら、
自分の現在地を考えてしまう日が増えたのは確かです。
少しずつ差が広がっていくような感覚に、
静かに焦りを感じています。
そのたびに、「この会社で、自分は本当に成長できているのかな」と、
何度も自分に問いかけてしまいます。
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