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別に比べたくて比べているわけじゃないのに、気づいたら頭の中で勝手に比べている。
そんな瞬間が、少しずつ増えていきました。
特に多いのは、大学時代の同期の話を聞いたときです。
久しぶりにSNSを開いたとき。
たまたま流れてきた投稿。
「仕事が楽しい」「新しいことに挑戦してる」「忙しいけど充実してる」
そんな言葉が目に入ると、なんとも言えない気持ちになります。
営業とはまったく違う業種に進んだ同期が、はつらつと働いている様子を見ると、余計にそう感じてしまう。
新しいプロジェクトに関わっているとか、
自分のやりたい分野に進めたとか、
職場の人間関係がいいとか。
文章の端々から、前向きな空気が伝わってくるんです。
それを見たとき、なぜか少しだけ胸のあたりが重くなりました。
「みんな、ちゃんと前に進んでるんだな」
そんなことを思ってしまったんです。
今、自分は広告の営業をしています。
毎日数字を意識して、提案して、結果を追いかけて。
気がつけば一日が終わっている。
仕事をしていないわけじゃない。
ちゃんと働いているし、サボっているわけでもない。
それでも、どこかで自分の毎日が淡々と流れていく感じがありました。
それに比べて、同期たちはなんだか楽しそうに見える。
もちろん、実際はそんな簡単じゃないはずです。
どの仕事も大変なことはあるし、表に出ていない苦労もあると思います。
でも、どうしても思ってしまうんです。
自分より充実してるな、と。
久しぶりに集まったときも、そんな気持ちになる瞬間がありました。
仕事の話になって、
「最近どう?」っていう、よくある会話。
同期は、自分の仕事の話を楽しそうにしていました。
忙しいけどやりがいがあるとか、
大変だけど成長してる実感があるとか。
表情も明るくて、話していて前向きな空気がある。
それを聞きながら、自分は何を話していたんだろう、と後から思いました。
営業の数字の話とか、忙しいっていう話とか、
どこか愚痴っぽくなっていた気がします。
比べるつもりなんてなかったのに、気づいたら比べてしまっていました。
帰り道、一人になってから思うんです。
なんで自分は、こんなに疲れているんだろう。
なんであんなふうに前向きに話せないんだろう。
隣の芝生は青く見えるって、こういうことなんだなと思いました。
きっと、どの仕事にもそれぞれ大変な部分がある。
どんな環境でも、つらいことはあるはずです。
それは頭では分かっているんです。
でも、はつらつと働いている同期の姿を見ると、どうしても比べてしまう。
自分だけが余裕をなくしているような気がしてしまう。
SNSで見る投稿も同じです。
楽しそうな瞬間だけが切り取られているのは分かっています。
でも、それでも羨ましく感じてしまう。
「自分も、あんなふうに働けてたらな」
そんなことを思ってしまう自分がいました。
今の仕事が完全に嫌なわけじゃない。
辞めたいと強く思っているわけでもない。
でも、どこかでずっと余裕がない。
毎日をこなすことで精一杯で、
仕事の話をするときも、楽しさより先に疲れが出てしまう。
それが、自分でも少し引っかかっていました。
同期たちは、自分の選んだ道で頑張っている。
自分も、自分なりに働いている。
それなのに、なぜか比べてしまう。
あっちのほうが良さそうに見える。
あっちのほうが楽しそうに見える。
そんなふうに感じる瞬間が、少しずつ増えていました。
もしかしたら、本当に隣の芝生が青く見えているだけなのかもしれません。
でも、そう思ってしまう時点で、自分の中に何か引っかかっているんだと思います。
今の毎日が、少しきついと感じているからこそ、
他の人が余計に輝いて見えるのかもしれません。
比べても意味がないことは分かっています。
人それぞれ、環境も違うし、感じ方も違う。
それでも、ふとした瞬間に比べてしまう。
そして、そのたびに少しだけ気持ちが沈む。
そんな瞬間が、前より増えてきた気がしています。
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