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初めて日曜の夜が憂うつになった

夜の部屋でベッドに座り、頭を抱えて不安そうな表情を浮かべる若い男性の周りに、上司や仕事の資料を思い浮かべている様子を描いたアニメ風イラスト。

AI生成によるイメージ画像

社会人になってから、初めて「あ、明日仕事か」と強く感じた日がありました。

それは、ある日曜の夜のことでした。

それまでは、休みの日はただ普通に過ごしていました。
土曜日は少し遅くまで寝て、外に出たり、家でゆっくりしたり。
日曜日も、特に深く考えることなく、のんびり過ごしていたと思います。

もちろん、次の日が仕事だということは頭では分かっています。
でも、学生の頃のような感覚に近くて、「明日からまた平日か」くらいの軽い気持ちでした。

ところが、その日は少し違いました。

日曜の夕方、気づいたら時計を何度も見ている自分がいたんです。

「もうこんな時間か」

そんなふうに思った瞬間、胸の奥が少しだけ重くなる感じがしました。
まだ外は明るいのに、どこか気持ちだけが先に夜に向かっていくような、そんな感覚でした。

特別に嫌なことがあったわけではありません。
次の日に大きな予定があるわけでもない。

それなのに、なんとなく気持ちが落ち着かない。

テレビをつけていても、内容があまり頭に入ってきませんでした。
スマホを見ていても、気づいたらぼんやりしている時間が増えていました。

気づいたら、明日のことを考えている。

朝は何時に起きよう。
あの資料、もう一回見直した方がいいかな。
先輩に聞いたこと、ちゃんと覚えてるかな。

そんなことが、自然と頭に浮かんできました。

夕方から夜にかけて、時間が進むにつれて、その感覚が少しずつ強くなっていく。

日曜の夜って、こんな感じだったかな、と少し不思議に思いました。

学生の頃は、日曜の夜が特別に憂うつになることはありませんでした。

「明日学校か」と思うことはあっても、ここまで気持ちが重くなることはなかった気がします。
夜になれば、またいつも通り眠って、次の日が始まる。それだけでした。

でも、その日は違いました。

ご飯を食べていても、どこか落ち着かない。
お風呂に入っても、頭の中に会社のことが浮かんでくる。

まだ大きな失敗をしたわけでもないし、強く怒られたこともない。
それでも、自然と仕事のことを考えてしまう自分がいました。

布団に入ってからも、しばらく眠れませんでした。

明日、ちゃんとできるかな。
変なミスしないかな。
うまく一日を過ごせるかな。

そんなことを、ぼんやり考えていました。

気づけば、一週間の流れを思い返していました。

月曜日は少し緊張して、火曜日は少し慣れてきて、水曜日あたりから少し疲れが出てくる。
木曜日には、少し気持ちが重くなって、金曜日は「やっと終わった」という気持ちになる。

そんな繰り返しの中に、自分がいるんだなと感じました。

そのとき初めて、「日曜の夜が少し苦手かもしれない」と思いました。

まだ始まったばかりなのに、こんな気持ちになるなんて、自分でも少し驚きました。

ただ、よく考えてみると、家に帰ってからも会社のことを考える時間が増えていたり、
帰り道に一日のことを振り返るようになっていたり。

少しずつ、仕事が生活の中に入り込んできている感覚はありました。

日曜の夜は、その感覚が一番はっきり出る時間だったのかもしれません。

休みが終わって、また一週間が始まる。
そう思った瞬間に、少しだけ気持ちが重くなる。

その感覚が、自分の中では初めてでした。

月曜日が怖いというほどではありません。
会社に行きたくない、という気持ちでもない。

ただ、「また始まるんだな」と思ったときに、少しだけため息が出る。

そんな感じでした。

次の日の朝になれば、きっと普通に準備して、いつも通り会社に向かうんだと思います。
実際、朝になればそれなりに気持ちも切り替わるんだろうとも思っていました。

でも、その日曜の夜の静かな時間の中で、初めて感じた小さな憂うつさは、少し印象に残りました。

社会人になってからの生活が、本格的に始まった気がした瞬間でもありました。

それは、大きな出来事ではないけれど、自分の中で少しだけ変化を感じた夜でした。
これまでとは違う一週間の始まり方を、初めて実感した日でもあったと思います。

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この記事を書いた人

27歳の広告営業。
新規・既存営業を担当。
日々の仕事で感じたことを記録しています。

※プロフィール写真はイメージ画像です。

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